またしてもブームのトラブルです。

管理者からのお知らせ
ブーム 修理 3発目


またしてもやってきました。

スプレーヤーを背負ったトラクターが入庫です。

クボタ GM73になります。

これまでの3台共に脱着をしない載せっぱなしの機体です。

ブームが上下しないとの事で入庫してきました。

はてなんだろう??

って思っていたら、リンクが片方動いていない・・・・。

ハッ!?折れてるよ・・・・。
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台を噛ませてなんとかブームを外します。

トラクター単体でよーく見てみます。

右アームの根元からボッキリ折れてますね・・・。
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原因なのですが、

トップリンクのトラクター側がcat1のピンなのですが、

先日のトラブル機同様にピンとカラーが減ってきて(もともとのクリアランスもでかいのですが)

がたつきが大きくなり、液体を背負っての走行の振動による金属疲労の蓄積だと思われます。

もともとはリンク穴とカラーが約2ミリほど外径差があります。

これはデカいガタになりますよ!!

揺さぶられてリンクも曲がりがでてしまいました。これを修正するのは厚みもあり不可能。
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まだましな中古品を使って修正していきます。


cat1のカラーを肉盛りして圧入して溶接してガタをきっちり取り去ります。

他の部分でガタもあるのでせめてここだけでも抑えておかないといけません。
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外車と違ってリフトアームカバーの上側を脱着するのにシートを外せば工具もすぐにアクセス可能なので

かなり良心的です。


シートがサスペンションシートなのでめちゃくちゃ重い。

昔は一人でこのくらい持ち上げて出せたのに・・・。

無理をしてはいけないのでお手伝いいただいて外に出します。
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シートを外したら、補器類を外して、トップリンクピンの位置に持ち手を作ったものを置いて

脱着準備ができました。
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こちらの農機具屋には天井クレーン、電動ホイストもありませんので

フォークリフトで吊り上げします。

ガラスを割らないように、うまくかわして先ほどの持ち手をテコにしてガバッと外していきます。
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今回は外したところまで。
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