イセキ BIG-T1055 修理など (マッセイファーガソン MF6260)

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PTO軸からのオイル漏れ 修理

このトラクターは下回りがごっそりオイルが付着した土が固着していました。
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てっきりミッション廻りのセンサーだとかフィルター付近からのオイル漏れだと
思っていました。

何度も温水にて車体廻りを洗浄して様子を見ると
PTOの軸付近からオイルがにじんできていました。

これが伝わってミッションの周りを汚くしていました。

さて、イセキ BIG-T1055となっていますが、これはマッセイファーガソンからのOEM車両です。

ファーガソンでいうところのMF6260になります。

6000CCの6気筒で100馬力以上はあります。

車体もでかいです。イセキ仕様になるとMFではつけていなかったヘンテコな配線、余計なスイッチをつける場合があり、

修理に一苦労することがあります。(イセキでも嫌がってMFMに丸投げする場合が多かったです)

さて外車のトラクター、4本のキャップスクリューボルトを外せば、軸とハウジングが外れるはずです。
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ちょっと待った!!

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パーツリストで見ると③のケースごとはずせてシール交換は簡単に見えますが、

⑩、⑫、⑬の各ギヤは実は浮いているんです・・・・。

ということは調子に乗ってケースとシャフトを外すとガタンとギヤが落ちます。

これを3枚保持しながらシャフトを入れ込むのは不可能・・・・。

上のふたを開けて、手を入れてできたかどうか・・・・・。(記憶がないので・・・・)

というわけで長いスクリューボルトでギヤをちょっとだけ押し付けて固定をしてシャフトを抜きます。
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この方式はMF3000シリーズ、MF6100シリーズ、と同じだったはずです。
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あとはシールを交換して元通り組み立てるだけです。

シャフトを外してケース内部を見ると・・・・
やっぱりオイルがにじんでいましたね。途中の溝に水と混ざって溜まっていました。
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こんなつたないブログですが読者もいないままずっと書き続けています。

閲覧者が増えるとも思っていないけど、誰かに引き続いてもらいたいなあ・・・。

2023年もこれで暮れようとしています。

世の中がもう少し上向きになるといいですね。

皆様また来年!!



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