脱落ブーム 修理作業 その2

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ブーム 亀裂修理 その2


前側のフレームが奇跡的に在庫があり(メーカーの長期保管在庫品)金額を聞くと80万円超・・・・。

これを部品として手配しても、移植が大変。

(もしも移植しても結構な工数がかるのは予想できるのでいろんな意味でお勧めできないですね)

となると・・・薬剤タンクを降ろしてフレーム溶接、補強かあ・・・・。

という判断になったわけです。



薬剤タンクを脱着するのもかなりの工数かかりますので、

今回は上方に持ち上げてフレーム修正、溶接、補強追加を施工していきます。

上側のホースを支えているフレームをはずして、邪魔になる配管類を外して油圧関連のホースにはプラグでふたをする。

タンク内部の補強フレームも脱着するの薬剤タンクの中に入り込まないといけないので内部もできるだけ洗浄をしました。
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約半日作業をして薬剤タンクを分離させることができました。
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フレームの強烈な歪みは背面側の角材がついたままだと戻すのも難しいので

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背面部分のかろうじてつながっている所もスパッと切ります。

その後旋回する部分をつなぐフレームと歪みのある部分をレバーブロックにて戻す。
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戻しては干渉する部分を切削する。また縮めては角材がきちんと入るまで削ってはの繰り返しです。
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あまり隙間を開けてしまうと溶接するときに大変なので、

それも考えながらやってます。
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だいたい戻ったらいよいよ溶接していきます。

一部の箇所をずっと溶接すると熱で曲がり、歪みがでるのでちょっとずつ色んな箇所をやっていきます。
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また元の骨格が溶接できたら、補強の部材をいれるので、

表面をきれいに均していきます。

梅雨時の作業なので外で溶接は一日で済ませたいので急ピッチで進めていきます。




このあとは補強溶接に続きます。










 

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