ロータリーの異音
皆さんこんにちは。
6月も半ばです。収穫ができる作物で大忙しの方々もいらっしゃいますね。
今年も早くから暑い!なんとか乗り切っていきたいですね。
そうなると機械が壊れて早急に!!
という案件も増加します。
今回はPTOを入れても異音がしてロータリーが回転しない。
との連絡を受けて現状確認です。
あっ!?
中身のベアリングがイっているな・・・・。
ふたを開けてみますと・・・・
出力軸側のギヤ側のベアリングがほぼなくなっています。
ベベルの傘部分も一か所欠けてますが、金銭的な事もありますので、
今回はシールとベアリングのみで修理をします。
オイル排出口を開けると、ほぼ土ですね・・・。
オイルレベルゲージのゴムがカチカチになっていて隙間などがちょっとでもあると水が浸入しやすくなります。
屋根付きの場所で保管されているならばまだいいのですが、今回の機体は常に外に駐車されているので雨水、結露などの
侵入がしやすくなりますね。
ケース内部にバラバラになったテーパーローラーのベアリングの残骸を全て回収して
(残っていて、オイルをかき上げた時にギヤに噛みこんでもまた惨事が起きる原因となるので)
キレイにオイル分をふき取り、金属粉も全てふき取りしまして、
あとは元通りの順番に組み立てしていくだけです。
ベアリング、オイルシールを組み込みして試運転、異音なく作動するのを確認できました。
普段からの異音、正常な状態などは判別できるように日常の手入れ、確認、点検などをするだけでも
機械のメンテナンスコストなどはずいぶん変わりますね。
ってまたお願いをして作業終了です。
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