ブームスプレーヤー 格納点検
ブームスプレーヤー 格納点検
野菜地帯のこちらの地方でも収穫が終わり、
シーズン終了が近くなってきました。
八ヶ岳の向こうの野辺山、佐久地方だと
白菜がまだまだあるのでしょうけど、
こちらの原村ではそろそろ終盤です。
ブームスプレーヤーの格納整備の依頼がありました。
〇 クーラントを各配管に循環させて凍結防止
〇 各部グリスアップ、ワイヤー類の注油、オイルチェック
〇 タンク内部、フィルター類の洗浄清掃
〇 PTOジョイントの確認
簡単に記載するとこんなメニューでしょうか。
ローラー、ワイヤー、コイルホースなどは悪ければ
適時交換となります。
今回はマルナカ製作所のブームスプレーヤーです。
もうすでに何世代前になるのでしょうか・・・・。
他のメーカーとの共用できる部品もありますが、
これをこれからも長年使うならば、
更新したほうが作業の効率も上がるのになあ・・・。
と心の声が・・・。
野辺山、佐久地域ならばすでにこれを使っている農家さんは
・・・・。たぶんいないとは思います。
たぶん・・・
自分が担当していた時は絶滅3秒前でした。
共立製でもブームの腕がマルナカというパターンはありましたが・・・。
しかし!この地域はそれほど設備投資ができるほどの
余力がある農家の顧客は少ないので、
あれやこれやの今までの培った知識と技術で乗り切るしかありません。
チェーン、スプロケットは切れるまで使われる事が多く、
トラブルが起きて電話がかかってきたりするのが
金曜日の夕方近くだったり、日曜日だったりします。
少しでも、トラブル、クイック修理を回避するためには
予防整備が必須です。古い機械ならば猶更です。
今回も大事をとってここで交換することになりました。
今どきはブーム専用機となっている事が多いので、
脱着しないままかなりの年数が経過することもあります。
この時に忘れがちですが、
PTOジョイントはスムーズに脱着できますか?
たまには外してみることを強くお勧めします。
PTOジョイントはクロスベアリングのグリスアップだけでなく
一度取り外して本機のスプライン部分、伸縮する部も清掃して
グリス塗布することが望ましいです。
グリスアップとかずっとされてないと最悪こうなります・・・。
過去に10年間ブームを取り付けたままのトラクターで
ジョイントが壊れてしまい、タンクを叩いてしまって、
穴が開いてしまい、急遽更新となったのはいいのですがジョイントがスプライン部分で錆び付いていてトラクター側の
PTOジョイントから取り外すのに
大変な苦労をしたことがありました。
スライド部分が固着している事により、ロアリンクボールの取り付け軸が折れた時などのトラブル時にPTOシャフトを押し込んで
トラクター側を破損させてしまった事もありました。
(この時はミッション内部まで痛めてしまい、工場に持ち帰って修理をする事になりましたが・・・・)
事前の整備点検などで気を付ける事で余計な出費や手間をかけることなく農作業のロスをなくすことも我々の役目かなあと思います。
野菜地帯のこちらの地方でも収穫が終わり、
シーズン終了が近くなってきました。
八ヶ岳の向こうの野辺山、佐久地方だと
白菜がまだまだあるのでしょうけど、
こちらの原村ではそろそろ終盤です。
ブームスプレーヤーの格納整備の依頼がありました。
〇 クーラントを各配管に循環させて凍結防止
〇 各部グリスアップ、ワイヤー類の注油、オイルチェック
〇 タンク内部、フィルター類の洗浄清掃
〇 PTOジョイントの確認
簡単に記載するとこんなメニューでしょうか。
ローラー、ワイヤー、コイルホースなどは悪ければ
適時交換となります。
今回はマルナカ製作所のブームスプレーヤーです。
もうすでに何世代前になるのでしょうか・・・・。
他のメーカーとの共用できる部品もありますが、
これをこれからも長年使うならば、
更新したほうが作業の効率も上がるのになあ・・・。
と心の声が・・・。
野辺山、佐久地域ならばすでにこれを使っている農家さんは
・・・・。たぶんいないとは思います。
たぶん・・・
自分が担当していた時は絶滅3秒前でした。
共立製でもブームの腕がマルナカというパターンはありましたが・・・。
しかし!この地域はそれほど設備投資ができるほどの
余力がある農家の顧客は少ないので、
あれやこれやの今までの培った知識と技術で乗り切るしかありません。
チェーン、スプロケットは切れるまで使われる事が多く、
トラブルが起きて電話がかかってきたりするのが
金曜日の夕方近くだったり、日曜日だったりします。
少しでも、トラブル、クイック修理を回避するためには
予防整備が必須です。古い機械ならば猶更です。
今回も大事をとってここで交換することになりました。
今どきはブーム専用機となっている事が多いので、
脱着しないままかなりの年数が経過することもあります。
この時に忘れがちですが、
PTOジョイントはスムーズに脱着できますか?
たまには外してみることを強くお勧めします。
PTOジョイントはクロスベアリングのグリスアップだけでなく
一度取り外して本機のスプライン部分、伸縮する部も清掃して
グリス塗布することが望ましいです。
グリスアップとかずっとされてないと最悪こうなります・・・。
過去に10年間ブームを取り付けたままのトラクターで
ジョイントが壊れてしまい、タンクを叩いてしまって、
穴が開いてしまい、急遽更新となったのはいいのですがジョイントがスプライン部分で錆び付いていてトラクター側の
PTOジョイントから取り外すのに
大変な苦労をしたことがありました。
スライド部分が固着している事により、ロアリンクボールの取り付け軸が折れた時などのトラブル時にPTOシャフトを押し込んで
トラクター側を破損させてしまった事もありました。
(この時はミッション内部まで痛めてしまい、工場に持ち帰って修理をする事になりましたが・・・・)
事前の整備点検などで気を付ける事で余計な出費や手間をかけることなく農作業のロスをなくすことも我々の役目かなあと思います。
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